学芸会や発表会で一眼レフで子供の写真を撮る方法とは?上手く撮れるかな!?

つい先日、子供の学芸会がありました。
学芸会の写真って暗いし、動くし、全然撮れないんですよね。家に帰って写真を見たらブレッブレだったりして…
さて、私が子供の写真を通った方法とは!?
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目次
写真を撮るための準備
まずは、写真を撮るための準備です。
1.望遠レンズを用意しよう
学芸会だけではなく、運動会においても望遠レンズがあったほうがより躍動感のある写真を撮ることができます。
望遠レンズはどれくらいズーム出来るものがいいの?と言うと、やはり遠くまで撮影したいのであればそれだけズームが出来るものを用意しましょう。
私のカメラは古いですし、いいレンズではありませんが、250mmの望遠はできます。
しかし、やはり距離があるところで撮るのであれば、300mmはあると安心かもしれません。
レンズの値段はピンキリですが、安いものなら1万円程度で準備できるので、1つ用意しておくといいかもしれませんね。
SIGMAという会社のレンズであれば、各社揃っていますし、コスパも良いので全く望遠を持っていないという方初心者の方の入門レンズになるかと思います。
2.席を確保するために並ぼう
やはりいい写真はいい席をとってこそ!多少並ぶことになっても、「思い出」を残すためなら座席取り戦争にも頑張って挑みましょう。
望遠レンズを持っていれば多少離れているところでも撮影はできますが、やはり邪魔がないのが一番理想です。
前に人がたくさんいると、こんな写真になります。人と人の間から子供を撮るはめに…。ピントもあわせづらいため、やはり前のほうで撮るのが一番ですね。
幼稚園や学校によっては、ビデオ席やカメラ席があるかもしれませんね。立ってとれる場所で撮るというのも1つの手段だと思います。
3.子供がどの辺にいるのかは前もってリサーチしておこう
子どもが右側の端っこにいるのに、左側の端っこに場所を撮ってしまうと、それだけ遠くなりますし、子供のこともよく撮れなくなってしまいます。
子どもを撮りたいのであれば、子供の位置を前もって把握することが大切!
お便りなどで、子供の位置をお知らせしてくれる幼稚園や学校もありますが、どこに子供がいるかわからないときは、子供自身に聞いてもいいと思います。幼稚園の小さい子だと場所の説明が出来ないと思いますので、子どもの位置を先生に聞くのも可。別に劇の内容を聞いているわけではありませんからね。位置を聞くくらいなら教えてくれるでしょう。
4.カメラの充電ばしっかりと!
充電し忘れて、当日「あ…電池が…切れた…」という悲劇は発表会ではあるあるです。カメラの充電はしっかりと前の日に確認しましょう!
出来れば、予備の充電池があると、当日もすぐに変えられるので困ることは少なくなると思います。
5.標準ズームレンズも忘れずに
「望遠レンズ」を用意したのはいいですが、出来れば「標準レンズ」も用意しておきましょう。
「望遠しか撮らないと思うし、別にいいや~」という人もいるかもしれませんが、席によっては近すぎて全体が撮れない時もあるかもしれません。ズームしか出来なくて、子供のアップの写真しかない…ということも。
やはり、何の劇かを把握するなら全体の写真もあったほうがいいと思いますし、学校の中で子供を撮るチャンスがあるかもしれませんし、標準レンズも必ず用意しましょう。
準備満タンになったら、早速写真を撮ってみよう!
子どもの学芸会や発表会で、早速撮りましょう。が、その時にもいくつか気を付けていると良い点があるので、ご紹介します。
子どもの順番ではない時に写真の準備をしておく
今の幼稚園や小学校では、個人情報の観点や写真の不正利用防止のために「自分のお子さん以外撮影しないでください」といっている学校もあります。そのため、”練習をする”ということは難しいのですが、舞台のどこでもいいので、写真を撮って練習してみることが大切。
舞台の背景や大道具など、ピントを合わせて撮ることが出来るか、明るさはどうなのか、ズームはどれくらいがいいのかを何となく把握しておくといいと思います。
子どもが出てきてからカメラを見て、望遠より標準レンズで撮ったほうがよかった!なんてこともあるかもしれませんので、舞台全体を見て前もって写真を実際に撮ってみて様子を見ると失敗が少なくなります。
大体今のカメラはデジタルカメラがほとんどだと思うので、何枚撮っても写真は削除できますからね!前もって練習して、いらない写真は削除!そして子供が出てきた時にキレイに写真撮れるようにしましょう!
ISO感度はオートで大丈夫
ISO感度というものがカメラにはあります。ISO感度が高ければ高いほどノイズがひどくなってしまうのでが、暗いところで撮影がしやすいことと、ブレを防いでくれるという利点があります。
明るいところでISO100で撮る写真と暗いところでISO100で撮る写真というのは全く違います。まず暗いところでISO100で撮ると、大抵ぶれます。
学芸会、発表会ともなると、大抵暗いと思いますので、ISOの設定はカメラにお任せしてしまいましょう。ISOはオートモードにしておくとカメラが暗さを判断して勝手に合せてくれますよ!間違ってもくらいのに、ISOを低く撮らないでくださいね!
モードはどんなモードがいい?
私はふんわり明るい写真が好きなので、いつも絞り優先(AやAv)で撮っているのですが、絞り優先で撮ると高い確率でブレます。AVモードでも暗いところでキレイに撮るにはF値というものを小さくするといいのですが、このF値の値はレンズによっても違います。F値を低く設定することが難しいレンズもあるので、暗いところが苦手なレンズの場合は絞り優先を使うのは止めておきましょう。F値の数字が低くできるレンズをお持ちであれば、色味を見ながら絞り優先で撮るのもいいかもしれません。
結局どんなモードで撮ればいいかというと、上手く撮れない人はモードも「全自動」でもいいと思います。カメラにお任せしてしまいましょう。
ただ、全自動で撮るとフラッシュがついてしまう場合があります。あまりフラッシュで撮影するのは好ましくないですね。シャッターをきるたびにフラッシュがついてしまうと周りにも迷惑がかかりますし、そもそも観客席からフラッシュをたいても、光が届くのは観客席だけで舞台の子どもまで届かないこともあります。
なので、フラッシュをたかないで撮影するのであれば、「ストロボ発光禁止」などのモードで撮るのも1つの手段です。ストロボ発行禁止のモードは暗いところでも写真がキレイに撮れます。
フラッシュOKの撮影席なら、大きなフラッシュを買ってパシャパシャ撮るのもいいかもしれませんが、お肌の色が白くなりすぎたり、子供の目がオレンジになることもありますので、自然に撮影したいならフラッシュはたかないことをおススメいたします。
また、子供がよく動く時には「スポーツモード」のような大きな動きにも対応したモードもで撮るのもブレが少なくなっていいですよ!
あとはとにかく写真を撮りまくる
プロのカメラはとてもいいカメラなのでシャッターをきるとブレずに良いシーンを撮ることが出来るのですが、一般の家庭で使うカメラ、特に初心者の方が撮る写真はまずブレると思ってください。ブレるのが普通です。1枚撮って、その1枚が完璧であるとは限りません。
先述しましたが、デジタルカメラの場合いらない写真は削除すればいいのです。ということで、写真はたくさん撮ったもん勝ちです。100枚写真を撮ったうち数枚でも素敵な写真があれば万々歳!練習も兼ねてたくさん写真を撮りましょう。
写真をたくさん撮れば、学芸会や発表会でどのように撮ればいいのかが何となくわかってきます。数をこなして、お子さんの写真をたくさん残すのがベスト!
写真を撮る時はどんな風に撮ればいいか
実際に私が撮った写真と一緒に、どのように撮ればいいのかをご紹介します。
まず、つい先日撮った写真からご紹介します。
こちらが先日撮った写真です。撮った写真全て横顔です。
今回は完全に失敗しました。前もってリサーチしておかなかったので、適当な位置に座ったら、全くこっちを向きませんでした。
終始、こんな目線でした。正面を向いてくれたならちょうどいい位置にいたのですが、終始横を向いているなら、観客席の右側に座ってもよかったなと後悔しています。こういう失敗もあるあるですね。
こういうことにならないようにリサーチはしっかりと行うことが大事。来年は失敗したいようにしたいです。
ちなみに、ISOは「オート」で撮っています。写真を撮るモードは動くことが多かったので「スポーツモード」で撮りました!
写真のズームを調節してみる
また、写真の撮り方として可能であれば、全体写真・全身・顔アップを撮っておくのが理想です。顔のアップだけだと、正直なんの劇をしているのかわからない時もあります。「なんだか白い服装だけど、なんの劇だったっけ?」となるのです。
全体写真を撮っておけば、小道具や大道具や他の子供たちの衣装を見て「あ、これはあの劇だ~そうだそうだ」と思い出すこともできます。逆にアップがないと表情をはっきりと撮れないので写真としては少し寂しい気もします。全体写真は一眼レフじゃなくても普通のデジタルカメラえも撮れるんです。せっかく望遠を用意したのなら、アップの写真も一枚くらいは欲しいですよね。
↑全体の写真(先生がカーテンの横からソッと覗いている様子もわかります)
↑全身(こんな衣装だったんだなと言うのがわかります)
↑アップの写真(こどもの表情がわかりやすいです)
同じ時に撮った写真でも、様々な大きさで撮ることで全く違うものになります。
場所の移動は難しいので、撮影する位置や角度は変えられませんが、望遠や標準レンズを交換するなどして写真に工夫を持たせるだけでも印象が変わりますね。
写真を斜めに撮ってみる
写真はなにかと真っ直ぐ撮りがちですが、斜めに撮っても面白いんですよ。
真っ直ぐ撮るのと斜めに撮るのでは、またガラッと印象も変わります。
例えばこの写真でいうと、同じ発表会での写真なのに、斜めにするだけで印象が違いませんか?
まっすぐから撮った写真よりも、斜めから撮った写真のほうが、太鼓を叩いている時の迫力が違うんです。縦でも横でもない。「斜め」の写真があると、雰囲気が変わって面白い!
最後のまとめ
私は別に自分が写真が上手いわけでもないし、カメラも高いカメラではありません。カメラのことも完璧にわかっているわけではありませんよ。必要最低限のことしかわからないです。
ただ、写真を撮るのに、いろいろと工夫をしているということだけはわかっていただけたのではないでしょうか。学芸会や発表会は特に「席の移動」が難しいので、写真の撮り方でしか工夫ができません。そのため、ズームなどの工夫、撮る角度の工夫をして、写真の雰囲気を変えています。
同じ学芸会で撮った写真なのに雰囲気が違うと面白いですよね?
全て同じ写真を撮っても楽しくありませんよ!写真を撮る時は工夫してみましょうね!何度も言いますが、いらない写真は消せる時代になったんですから、遠慮なくガンガン撮っちゃいましょう~!