字が汚い…これは大人になってからも非常に恥ずかしい思いをしますよね。
ゴシマ
いくらパソコンが普及したからと言っても、字はきれいにこしたことはありません。
字が汚くても、練習すればきれいになるんですよ!我が家で試した字が汚い子の練習方法を紹介します!
目次
字をきれいに書くための5つのコツ
字が汚いなぁと思ったら、改善していかなくては!
字を綺麗に書くために気を付けるといいコツは5つです!
- 鉛筆を正しくもつ
- 筆圧を強くしすぎない
- 書き順を正す
- 背筋をまっすぐ伸ばし、姿勢よく書く
- 文字の大きさを揃え、ゆっくりと意識して書く
それではそれぞれ説明していきます。
ゴシマ
1.鉛筆を正しくもつ
鉛筆の持ち方が悪いと、当然字もくねくねとした変な字になってしまいます。
大人でも鉛筆の持ち方が悪いと手に力が入らず、字が汚くなりますよね?
鉛筆の持ち方は癖になってしまうので、直すなら子供のうちがいいです。
大人になっても変な鉛筆の握り方では恥ずかしいですし、子供には正しい鉛筆の持ち方を教えてあげましょう。
2.筆圧を強くしすぎない
筆圧が強いということは、指に力が入りすぎているということです。それでは自然に字が書けません。
綺麗な字とは、流れるように書くのがコツです。
鉛筆の濃さが薄いものを使っていると、自然と力を入れて書く癖が出来てしまいますので、鉛筆の濃さは最低でもHB以上を使いましょう。
筆圧が弱く、文字が薄い子の場合は、2B以上がいいと思います。
3.書き順を正す
書き順が違うだけで、字が乱れるのは知っていましたか?
綺麗な字を書くには、正しい書き順で書くことが必須なんです!むしろ、綺麗な字を書くために書き順があると言っても過言ではない・・・
学校でうるさく書き順の指導をするのはそのためなんですね。
きちんと正しい書き順を学んで、キレイにかけるようにしましょう。
4.背筋をまっすぐ伸ばし、姿勢よく書く
これも当たり前のことですが、姿勢が悪いのに字が美しくかけるはずがありません。
ダラダラしていると、字もダラダラしてしまいます。
姿勢は伸ばして、正しい姿勢で文字を書くことを意識するようにしましょう。
5.文字の大きさを揃え、ゆっくりと意識して書く
いわゆる「殴り書き」をして字が綺麗なはずありません!字はゆっくりと書かないと綺麗にはならないのです。
意識をすることで、字はいくらでも綺麗になります。キレイな字をかくために、文字の大きさは揃え、ゆっくりと一文字一文字丁寧に書いていきましょう。
とは言え、ゆっくり書きすぎて時間がかかって、テストで最後のほう書けなかったー!となるのも困るのでほどほどに!
頭の良い子ほど字が汚いという統計があるようですが…いろんなこと考えてるから字を書くスピードが追い付かないんだとか。
それを言われると汚くてもあまりうるさく言い過ぎなくてもいいかなぁと思いつつ、字が汚くて受験でバツばかりでも意味がないと思っています。
基礎となる文字がキレイだと、急いで書いた時も「読めない!」というくらいひどい字にはならないと思うので、あまりにも字が汚い場合は文字の基礎が綺麗になるように練習しましょう!
字の大きさがバラバラな子の練習方法!
文字の大きさがバラバラだと、文字が汚く見えます。
ちょうどいいところに息子の昔書いた作文があったので写真にとってみました。
ゴシマ
本当に汚いです。字汚いんです。私もどうしようかと思いまして。
一番気になるのが、字の大きさがバラバラなところ。
いきなり大きくなったり、いきなり小さくなったり…こんなにバラバラではどう頑張っても綺麗には見えません。
でも、この汚い字でも、文字の大きさをそろえることで、ある程度キレイに見えるんですよ!
さて、ではどのように練習すればいいのかというと、我が家で練習の際に使っているものがあります!それがこちら!
これは一体・・・と思うかもしれませんが、文字を練習する台紙です。
これを使って文字の大きさを揃えていきます。
このように、枠の中の線からはみ出さないように文字を書いていくことで、文字の大きさを書くという意識付けをさせます。
この枠線を使ってどのようになるか試してみました。
ゴシマ
大きさはなんとなくそろっているので、文字が大きくなったり小さくなったりというのは防げます。
またこれを使うと、文字を綺麗に書こうと何となく意識します。まぁうちの子はホント字が汚いですが、それでもゆっくり丁寧に書くようには心がけていました。
そのため、文字はいつもより少しはキレイに見えると思います。これは効果ありますよ!
文字練習台紙の作り方
それでは作り方をご紹介します。まず、用意するものです。
- 厚紙
- (必要があれば)テープ
たったこれだけ!家にあるもので出来ます。
厚紙はなんでもいいです。私は使い終わったティッシュ箱で作りましたが、食品が入っていた箱でも大丈夫。アイスの箱とかお酒のカバーの厚紙とか。
テープは必要なければいりません。
子供の手が切れてしまったら困ると思って紙の切り口を保護してただけなので、もう子供も大きく必要ないなと判断した場合は省いても大丈夫です。
私はマスキングテープを用意しましたが、普通のセロハンテープでOKです。
1.厚紙の真ん中を切りぬく
今回私は1.5cm幅で切り抜くことにしました。というのも、作文用紙の一行の幅がそれくらいだったから。
これはお子さんの使っている用紙やどれくらいの幅にしたいかで適宜変えていただければと思います。
線を軽く引いたら、その線にそって切り抜きます。
※危ないので、必ず大人が行ってください!
2.一文字の大きさの線を引く
テープを貼らない場合は、ここで終了です。テープを貼る場合は、テープを貼ってから線を引いてください。
この線が一文字の縦の大きさの目安の線になります。私は1cmにしましたが、ここもお好きな大きさにしてください。
あまり大きすぎると、文字が大きくなったり、文字の間隔が開きすぎるのほどほどに!
あと、線も左右両方に引きましたが、そんな必要ないです。右利き左利きの子がいると思うので子供の書きやすい方だけ、片方のみで大丈夫です。
3.テープを貼って完成!
テープは子供が紙で指を切らないように保護するためですが、意外とマスキングテープを貼ると可愛いので、デザイン的にも良いかもしれませんね。
目安の線は、テープを貼った後につけました。
これで文字の大きさの間隔がわかるので、大きさをそろえる練習にはもってこいです!ぜひ使ってみてください!
最後のまとめ
以前働いていた会社で、すごく字の綺麗な男性がいました。その男性は誰が見ても綺麗な字で私もその方の字を見て感動しました。
あまりにも綺麗なので「どうしてこんなに字が綺麗なんですか?ペン習字とか習ってたんですか?」と聞いてみました。
するとその人は「何も習ってないですよ。学生の時に自分で書いたノートを見て、すごく汚いと思って、それから綺麗に書こうと意識していたら改善されたんです」と言っていました。
すごい!
私はその時とても感動しました!そんなことってある!?と思いましたね。
“字”ってやっぱり、自分の意思でどうにでもなるということが証明されたような気がしました。
気を付けて練習していればどんどん綺麗になっていくんです!!
子供なんか特にですよ!まだまだのびしろがある子供だと、今から練習していれば綺麗な字になります。子供の可能性は無限大ですからね!
字が綺麗だと、就職の履歴書でも優位ですし、テストなどでも読めなくてバツになるということが少なくなります。
字が汚いと感じたら今から字を綺麗に書く練習をしよう!練習あるのみです。