【テンプレート配布】小学生の漢字の覚え方のコツ!漢字を楽しく覚えよう!

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小学生になると必ず始まる漢字の勉強…日本人に生まれたからには、漢字は「生きていくために必要」と言っても過言ではありません。

ゴシマ

でも子供って漢字を覚えるのが苦手なのよねぇ…

我が家の子供たちも漢字が非常に苦手だったので、子供と一緒に漢字を勉強した方法をご紹介します。

小学生の漢字の覚え方

我が家の息子は、小学生になって初めて学ぶ漢字に非常に苦戦していました。

漢字って、パッと見、形で覚えようとしちゃうんですよね。

でも、きちんと漢字というものを理解することで、しっかりと覚えられるようになります。

漢字の覚え方
  • 漢字の音読み、訓読み、意味、成り立ちを学ぶ
  • 漢字の部首を学ぶ
  • 漢字の書き順を学ぶ
  • 漢字を好きなものと紐づけて覚える
  • 何度も繰り返して練習する

それではひとつずつ詳しくご紹介していきます。

漢字の音読み、訓読み、意味、成り立ちを学ぶ

漢字は、形で覚えるよりも、理解したほうが覚えやすいです。

そのため、音読み、訓読み、意味、成り立ちから覚えていきましょう。

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こちらは、我が家にあた漢字辞典に載っていたものですが、今の漢字辞典は成り立ちもしっかり書いてくれているものが多いです。

もちろん、教科書にも書いているので、教科書を見ながらでもいいと思います。

音読み訓読みの覚え方

音読み訓読みを覚えるなら

「まずは【ひ】って読むよね。訓読みだね」⇒訓読みの例

「あと、【かようび】とかっていうよね、【か】は音読みだね」⇒音読みの例

上記のように例文を交えて一緒に会話してあげるだけでも覚えます。ただ、大人でも音読み訓読みは難しいですよね。

どういう風に読むかを覚えても、それが音読みなのか、訓読みなのかわかりますか???

音読み
昔の中国の読み方(音)を参考にしていて日本語にすると意味がわからないものが多い
訓読み
日本の読み方なので意味が分かるものが多い

と言われています。

例えば「原」という字なら、ゲンとハラと読めますが、日本人的には「ハラ」のほうが「原っぱ」など馴染みがありますよね?

「ゲン」という音だけならよくわからない読み方のなのでゲンは【音読み】、ハラは【訓読み】となります。

成り立ちや意味を覚えるなら

成り立ちや意味は子供にとっては一番わかりやすいもの。

成り立ちを理解すると、「なるほど!」と思うんですね。

私は子供に教える時、絵を描いちゃいます。

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ゴシマ

火になったねーーーーー!!!!

と、声かけしながら書いてみると、子供もわかりやすいようで覚えてくれる可能性が高くなります。

漢字の成り立ちは、上述していますが、今の漢字辞典にも載っていますし、インターネット上で詳しく説明しているサイト様もたくさんあります。

高学年になってくると難しい漢字が増えてくるので、説明が難しいですが、低学年の漢字は大人でも簡単に教えられるものが多いので、ぜひ一緒に絵を描いて教えてあげてくださいね。

漢字の部首を学ぶ

まだ小学校1年生なら難しいかもしれませんが、ある程度大きくなったら、かなりこの部首を覚えるということが役立ちます。

漢字って、ひとつひとつに意味があるんですよね。

例えば・・・

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これらは全て、赤い部分が「部首」です。

【少】という字と、部首の組み合わせで、こんなに違う漢字が出来てしまうんですよね。

部首が違えば、意味も違ってくる。

なので、

ゴシマ

なぜこの漢字にはこの部首なのか

ということを考えながら学ぶと、すんなり覚えられたりします。

ただ先ほども言ったように、ある程度大きくなってきて漢字をいろいろ学んだ上での話。

まだ漢字を習い始めた1年生には無理ですが、3年生、4年生と大きくなってくると、部首のお話も面白くなってくると思いますよ。

漢字の書き順を学ぶ

漢字の書き順って、私はものすごく大切だと思います。

書き順って、正しく書くことで、字もキレイになるんです。

いつまでも書き順が定まらずに、適当に書いていると、絶対漢字も覚えられません。

例えば、「絵描き歌」がとてもいい例で、絵描き歌って、歌に合わせて毎回同じところから書きはじめます。すると、必ず絵描き歌に合わせてキャラクターが描けるようになるんですよね。

試しにドラえもんを何も見ないで描いてみたのですが、

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「ドラえもんなんて目つぶってても描けるわw」と思ってたけど、なんかかわいくない・・・

でも、しっかりと絵描き歌の通りに描いてみると・・・

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すごい上手ってわけではないけど、さっきよりもバランスは整ったドラえもんになったと思います。

つまり、書き順を覚えるってことはこういうこと。

毎回同じ書き方をすることで、その字を忘れにくくなりますし、なにより、キレイに書けるようになるんです!

書き順がテストで出ることもありますが、それは正しく漢字を理解して書けるかというところを見ているんですね。正しい書き順で、漢字をキレイに書きましょうということです。

書き順を制すものが漢字を制す

と言っても過言ではないくらい、書き順は大切なものです。

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漢字を好きなものと紐づけて覚える

これも、子供にとっては、非常に有効な手段。

例えば、我が家の名字って簡単なので1年生ですでに習うんですよね。自分の名前となると、絶対すぐに覚えますよね?

そういう心理を利用するのです。

例えば、私子供の頃セーラームーンを見ていた世代なので、「【火】は火野レイちゃん・・・【水】は水野アミちゃん・・・」なんて覚え方してましたが、そうすると簡単に覚えられるんですよね。

だから、子供の好きなアニメのキャラクターとか、アニメのキャラクターに関連付けて覚えさせるのもひとつの手段。

我が家の子供が小さかった時は、ちょうど「シンケンジャー」が流行っていたので、DVDを借りてきて、一緒に見ながら漢字を学んでみました。

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シンケンジャーって漢字を書いて変身して、その漢字がマスクになってるんですよね…。

子供と一緒にこのように絵を描いて「シンケンジャーのレッドの顔にあったよね!!」とゲラゲラ笑いながら2人で絵を描いていたら、すんなり覚えました。

ちょっとでも関心を持ってもらうために「これ〇〇で見た漢字だよね!」というと、子供って興味を持ちます。

自分の好きなものを覚えたいという気持ちを上手に利用してあげると、意外と簡単ですよ!

漢字を理解したら練習あるのみ!

漢字について理解したら、あとは繰り返し練習あるのみです!

子供って、字が汚いんですよね。だから、上手く書いたと思っても、結局きちんとかけてなくて、それで×になってしまうことも多いです。

意味を理解したら、あとは「慣れる」ことが一番。反復練習というやつです。

とにかく書いて覚える。

練習する時のコツをまとめてみました。

漢字を練習する時のコツ
  • 正しい漢字の真似をする
  • 声に出して読みながら書いてみる
  • 朝勉強すると記憶しやすい
  • 毎日違う漢字を練習して何度も繰り返す

以上のことを心がけてみてください。これをやれば、漢字はマスターしたも同然です。

正しい漢字の真似をする

何も見ないで適当に書くよりは、「真似」をするというところから始めると、上手に書けるようになってきます。

有名な漫画家さんたちも、イラストなどはまず「人の真似」から入っている人が多いです。

そのため、何も見ないでノートに練習するよりも、見本を見ながら書いた方がキレイな字になります。

完璧に覚えたらもちろん何も見ないでスラスラ書けますが、練習の段階では「キレイに書くように真似をする」ということを繰り返し行うと、字もキレイに見えると思います。

声に出して読みながら書いてみる

人間って、五感で覚えるって言いますよね。

五感とは、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚です。

味覚や嗅覚は無理ですが、

目で見て(視覚)

書いて(触覚)

喋って、それを聞く(聴覚)

と五感の中で3つも使えば、ただ見て書くというよりも、より記憶に残りやすくなります。

そのため、独り言のように、声に出しながら漢字を練習することは、非常に有効な手段となりますよ!

朝勉強すると記憶しやすい

人間は、寝ることで1日の記憶など、脳内を整理しています。

だから、睡眠って非常に大切って言いますよね。

朝は起きたばかりなので、脳が整理されてスッキリしている状態。

そんな状態の時に勉強をすることで、すんなりと記憶に残りやすくなります

なので、毎日学校に行く前に、少しでもいいので漢字の復習をすると、忘れにくくなりますよ。朝勉です!

前日に勉強した漢字を、朝何度か書くだけでも違うので、ぜひチャレンジしてみてください。

毎日違う漢字を練習して何度も繰り返す

漢字を覚えるためには、最終的には何度も繰り返すことです。

反復練習がとても大事なので、何度も漢字を書かせて記憶の定着を狙いましょう。

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こちらは中学生の息子に作った漢字の練習用シートです。上述した漢字の成り立ちを記載しながら丸付けしました。

テストまでの2週間、ひたすらこれを繰り返しました。友人には「なんでそこまでやるの?そんなの塾に任せておきなよ」って言われましたが、塾ではこんなに手厚くないですよね…。

ひたすらテスト範囲の漢字を練習させていたところ、テスト前にはほとんど漢字を覚えることが出来て、一番国語の成績が良かったです。

テストまでにやったこと
  • テスト範囲の漢字を3枚くらいのプリントにまとめる
  • それを毎日日替わりでやらせる
  • 丸付けで間違ってたところには漢字の成り立ちや意味などを記載

毎日同じプリントだけやらせず、大体3日くらいの間隔で「忘れそうな時に思い出す」という方法でずっと漢字の勉強をさせました。

そうすると、どんどん記憶が定着してほぼ完ぺきに覚えることが出来たみたいです。

やはり何事も時間をかけて何度も繰り返すことが大切。苦手な教科なら尚更です。時間をかけて毎日勉強することを心掛けてくださいね。

我が家の子供の漢字の覚え方

我が家の息子、ある日先生にテストにこのように書かれてきました。

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きちんとれんしゅうしないとずっと100てんとれないよ!!

ゴシマ

その通り!

先生の言うことは何も間違っていません。

やはり漢字もそうですが、勉強ってやらないと覚えないですからね。まだまだ勉強が足りないんだなと思った私は、こんなプリントを作成しました。

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エクセルで作った普通の漢字練習用のプリントです。

その日習った漢字や、テストに出る漢字をメインに文字を入れて印刷。

そして、子供に練習させました。

練習の前に、ひとつひとつの漢字の意味や、成り立ちのイラストを描いて、その上で、練習用のプリントを渡してます。

まず、漢字の意味や成り立ちを知ることで、その文字を理解することはできました。

そしたら、あとは練習あるのみ!

はらいとか、とめとか、それは口で言っても覚えませんよね?うちの息子は、このはらいとめで苦労していたんです。

それならあとは、書いて書いて覚えていくしかありません。

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プリントで練習すると、なぜか息子は学校に持って行って、先生に丸つけをしてもらいました…。丸付けなら私がするのに…。(持って行ったのは知らなかった)

そうしたら先生も、

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「いいプリントつくってもらったね!!」

とコメントをくれたので、子供はますますやる気になりました。

それから、毎日、習った漢字を練習していたところ、

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こんなに汚く、はねやはらいが苦手で、うまく書けなかった漢字が・・・

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1年生の終わりには、こんなにしっかりと書けるようになりましたよ!!!!

はね、とめ、はらい

これが非常に苦手だったのですが、かなり自然に書けるようになりました。

字もキレイに見えるようになって、先生にも褒められるようになりました。

「先生に褒められるようになった!」

そのことが、子供も自信に繋がったようです。

特別漢字の成績がいい・・・と言うわけではありませんが、かなり漢字はスラスラ書けるようになりました!

やはり、漢字は覚えるだけではなく、正しく書けることが大切なので、繰り返し練習することも私は必要だと感じています。

まずは意味から覚えていき、漢字を理解したら、あとはひたすら練習して、書き方を学んでくださいね!

漢字のプリントのテンプレート配布

せっかくなので、私が作った漢字のプリントを配布します。

エクセル形式で作ってあるので、エクセルが使えない人はごめんなさい。

すでに漢字が入っていますが、ダウンロードして、好きな漢字に変更してプリントして使ってください。

漢字プリントのダウンロード
エクセル形式(13.7KB)

まとめ

漢字って本当に覚えるの大変ですよね。

私も、漢検は学生時代に準1級まで取得してますが、今は全然書けません。

最近はスマホやパソコンの普及で全然漢字が書けなくなったという人が多いようですね。

漢字を覚えることで、読書をする時もいろいろな漢字を読めるようになりますし、私たちの先祖から代々受け継いでいる漢字という素晴らしい文字・文化は今後もぜひ受け継いでいってほしいと思います。

私は子供の頃「薔薇」という漢字を書きたくて、ひたすら練習していたら、いまだに書けますからね。

子供の頃に練習したことってなかなか忘れないですよ。

子供の頃に覚えた歌って今でも覚えてるけど、大人になってから覚えた歌ってすぐ忘れちゃうのと一緒。

子供の記憶力って本当に素晴らしいですから、たくさん漢字の練習に付き合ってあげてくださいね!